[Comment]
「新しい世界へと旅立っていった彼らへ」
それはあの頃への思いを込めた、3つの記録へのレクイエム。
──T.D.T.とは何のことでしょう。Requiemとはどういうことでしょう。
これらの意味を口に出して言うのも野暮かと思います。それは、気づいてくれる人が気づいてくれればいい類のものです。
……少々想いが爆発しすぎている感はありますが、そこはそれ。でも、これがいいと思ったので。
冒頭の「あの音」もそう。物語は「あの音」から始まったんです。
かつては何も出来なかった私でも、こういう形で何かを残せるのだと。これはその証となる楽曲です。
世の中、どうなるかわからないものです。やってみることなく出来ないなんて言うものではないのです。
目指したものから遠かれど、されど存外に、"なんとかなったりする"ものなのですから。
そういうわけで、この曲は私が歩んできた道がなければ生まれえない存在です。どうか、存分に楽しんでやってください。
2004年の私へ。彼らに出会ってくれてありがとう。
[メーゼ(楽曲)]
曲コメントで語り尽くしたところはあるので、譜面担当として一つだけ。
あの頃の"エッセンス"、こちらにも混ぜてありますよ。
[メーゼ(譜面)]
どんな喜びだってどんな暗澹だって、何事にも終わりはある。
想い出や懐古だけでなく、重要なのはその"先"のこと。
何が正しくて、何が間違っているかなんて、
そんなことは誰にも分らない。
蒼色の世界の中で、
彼方と此方の境界線で、
私は"敢えて"此処に居る。
とりあえずでもいいじゃないか。
行けばわかるさ。
波に乗り続ける彼らへ、
音を刻む彼らへ、
共に夢を見た彼らへ捧ぐ、僕たちなりのリスペクト。
[Triple-Delight & Triple-Desire from/for "D3 Graphic Team"(画像)]
[Free Comment]
本楽曲のコンセプト、画像を快諾してくださったあおおさん、
あの頃のエッセンスを"Rebirth"するにあたって
とあるフレーズを貸してくださったhirokeyさんに、
この場を借りて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
私は3.9時代の最終作で初めて遊んだので、歴史はメーゼさんよりも浅いですが…、
ダ〇おにに触れたことがなかった身として、PCで遊べる音ゲーという時点で新鮮でしたし、
プレイする=曲と出会う機会になり、「こんな曲があるのか!」と感激した思い出があります。
この時感じた「曲と出会う機会の貴さ」を遺したい、あるいはM-IEで感じてほしいと思い立ったのが、
今作で過去のStepManiaパッケージに収録された曲、またはテーマにしたオリジナル曲が多めになった発端でした。
様々な音ゲーが生まれる昨今、曲との出会いはそこそこ身近な体験になってるとは思いますが…、
アーティストや曲名をサッと調べる気になるのは、個人的にはPCのゲームだとおもいますしネ。
(ところで画像担当の名義覚えてる人おるんやろか…)
[水無月ぱんだ]
色んな所からアイデアを得てこの曲はここにたどり着きました。
本当に周囲の皆さんには感謝しています。
プロトタイプからメチャクチャ変わってるのは内緒です。
[メーゼ]