[Comment]
<背を追った紡ぎ手は、未来を遺すことなく>
<これより先に、歩むべき物語は存在しない>
<これより先に、語るべき物語は存在しない>
<存在意義の道は途絶え、心無き宵闇が包む>
[D.J.Olrunatt(■■)]
──しかし。
> 本当に道はないのか?
// 消えてなくなるわけがない。ただ見つけられないだけ。
> 僕は何を求めて紡ぎ手を追ったのか?
// わからない。ただ、彼女の物語に惹かれていた。
> 存在意義に縋って生きるしかないのか?
// 自信はない。それ以外の否定もない。
──ならば。
「やってみることにするよ」
宵闇に光明が差した気がした。
「ここで、僕は存在意義を破棄しよう」
光は見えなかった道を照らし出した。
「そして、この無疵なる夜に向け、宣言する」
語るべき物語はないが、語りたい物語はある。
「これより先は、僕が僕の物語を紡ぐ番だ!」
[Inophelia-02(楽曲)]
込めた想いは消えずとも。
[D.J.Olrunatt / Inophelia-02(譜面)]
「オリジナルの物語」は永久に続く痛みから始まった
痛みから解き放つと云う事は「模造」を否定すること
ずっと降り続けていた雪はいつの間にか途切れていた
回顧を捨てた彼女は今此処で「オリジナル」となった
そして私は――――。
[mProtect(画像)]
[Free Comment]
*System:
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Name:「Inophelia-02」|
...
<認証しました。ようこそ、インオフェリア=ツヴァイ。私たちは貴女を歓迎します。>
[Database Administrator
=Name:Integralia-01]
""TRUE END:私という証明""
制作順で行けば6番目の楽曲。
モチーフはなし。強いて言うなら、これまで作ってきたSOUVENIR全部。
以降に作ったSOUVENIRは基本的にこの曲の編成をベースにいじってます。
それくらい、Inophelia-02としてのOlrunattの根幹となっている曲です。
また、Forgery Elysiumからこの曲の制作まで実は1年弱空いており、
その間に何かを掴んだのかミックスが相当落ち着いています。
そういえば制作中にボツになったフレーズがあるので、いつか救済したいところ。
[Player: メーゼ]
行ごとの文字数が全部一緒のエルルさんが普通に喋ってる…!
ところで名前のインオフェリア…略してエル子だな!
[水無月ぱんだ]
(新しい名前…もとい真名の由来はいつか何処かで)
語り部に徹する必要はないからね。
僕は、僕なんだから。
[D.J.Olrunatt >> Inophelia-02]