2024年12月16日月曜日

3rd Stage 最終配信について

 どうも皆様、水無月です。

先日第4回配信を公開したM-IE 3rd Stageですが、

次回の配信を以て、最終配信となります。

…上手くいけば今年最後の日である12月31日に公開となります。


新規楽曲は決して多くありませんが、3rd Stageの広げに広げた風呂敷を畳むため、

今の今まで収録を渋っていた楽曲、「彼女」の[最後]の曲などで構成されます。

ご期待ください。



3rd Stage第一回配信から5年の月日が経ち、私の環境にも様々な変化がありました。

(具体的に言えば卒業→就職→社畜→転職)

自他への価値観や意識も若干の変化がありましたが、

それでも、この企画は

「私が今やりたいこと」

「私とStepManiaのこれからのこと」

そんなこと達を主軸に牛歩ながらも製作を続けてきました。

多分この意識は1st Stage時代(11年前)から変わっていないと思います。


――かつて、StepManiaには国内産の様々なパッケージ企画が存在しました。

各々の「好き」を収録していたり、

背景画像などのビジュアルに特化していたり、

自分で生み出したオリジナル楽曲を主軸にしていたり、

とあるアーティストの楽曲を集中して収録していたり、

過去の譜面様式をサルベージしたり、

高難易度譜面でプレイヤーを圧倒したり、

年号が変わるタイミングで皆で盛り上がって製作したり、

独自のプログラムで解禁する仕組みがあったり、

クリスマスの時期に日替わりで各々の譜面を発表したり、

サイトを利用した謎解き要素でプレイヤーに挑戦したり。

そんな様々なパッケージ企画が好きで、良いところを参考にして、

それをひとまとめに(Integrate)して、パッケージを作りたい。

そうして生まれたのが、Mega-IntegratE Mixだったわけで。



収録楽曲数的な意味でも大規模な企画としてのM-IEは、

本作の3rd Stageを以て一旦の区切りとなります。

が、最早私にとってStepManiaは今もこれからもライフワークです。

きっとこの先どんなプラットフォームで、どんなコンセプトの音ゲーが生まれても、

私は「此処」に居続けるんだろうと思います。



それでは、最終配信でお会いしましょう。




2024年12月某日

―始まりの地から一歩も動き出せていない者の拙文

2024年6月18日火曜日

2024年3月29日金曜日

StepManiaパッケージ「party nite MIX」のお話

  皆様、本当にご無沙汰しております。

M-IEMix主催のPanda.Mです。

3rd Stage第四回配信、APPENDIX Vol.3に関してお話ししたいことが沢山あるのですが…。


まずその前に、2024年最初にして最大のニュースがありましたね。

はい。「party nite MIXの新作が出た」のです。

(某新作コピペのゲームの新作も出たし最近ホントどうなってるんだ…。)


実はM-IEMixは、party nite MIXに多大な影響を受けており、

party nite MIXが無ければM-IEMixは存在しなかった

といっても過言ではないのです。

いやホント。


というわけで、新作公開が間近に迫っているということで、

今回は「party nite MIX」のことについてお話ししようと思います。


 ※思い出しながら書いているので時系列のズレ等はご容赦ください…


 さて、早速大前提としてのお話なのですが…、

StepManiaの国内パッケージ企画というと、2005年から2009年前後にピークを迎え、そこからは緩やかに様々なパッケージが生まれ、

様々な企画が生まれ、消えていくという印象が(少なくとも私個人には)あり、

M-IEMixではその中でも前述の、「ピークの頃に生まれた様々なパッケージ」をリスペクトした楽曲や譜面を意識的に収録していることもあり、

「M-IEMixは当時を知る人によるパッケージ」と認識されているのを以前twitter等で聞いたことがあるのですが…


 実際のところ、水無月がStepManiaにドハマりしたのは2011~2012年辺りでした。


 運よく当時からのプレイヤーの方からデータを譲ってもらったり、稼働していたOnlineサーバーで一緒にプレイすることで、

様々なStepManiaパッケージ企画を知り、それらの中に収録されていた楽曲で遊ぶようになりました。

そんな経験があってからか、私は「音ゲーの中での曲との出会い」というモノにかなり思うところがあるのですが…(これだけでも長くなりそう)

その話はさておき、当時の企画といえば、「muzie(かつて存在したインディーズ楽曲公開サイト)主体の選曲がなされたパッケージ」や、

「BMSなどの出典からの楽曲主体の選曲のパッケージ」が基本であり主体となっていたのですが、

そんな様々なパッケージ達の中で、"異質な存在感を放つパッケージ"が一つありました。


それが「Prismatica Material Records」によるパッケージ、「party nite MIX(以下pnMIX)」です。


 StepMania以外の音ゲーでも言えるのですが、「フォルダーの最初の楽曲」というのはとても重要で、

プレイヤーのモチベーションに直結すると私は考えているのですが、

pnMIXの一作目のフォルダ最初の曲「Cocytus -for party nite MIX- /Tk」を見た時の衝撃は今でも覚えています。

アングラめのテクノ、トライバルといった楽曲が収録されている企画。

異質だ、異質にも程がある」と。


さらに言ってしまうと、前述の他のパッケージは「企画サイドが好きな曲を入れられる」というStepManiaの利点(?)もあってか、

音楽を生業としている方の楽曲が多く収録されており、楽曲そのものの平均的なクオリティもかなり高いのですが、

既存の楽曲が収録されていて、楽曲被りも多々多く見受けられるのが常になっていたように思います。

(敢えて楽曲被りをしているMIEが言えたことではありませんが)


そんな中、pnMIXは1st~APPENDIX02まで、殆どがオリジナル楽曲主体、ほぼ企画サイドの楽曲のみという超・硬派スタイル。

今でも型破り、かつ挑戦的なパッケージと言うに相応しい企画だったように思います。

ただ、上記の企画と敢えて比較すると、悪く言うとやや「粗削り」、良く言うと「発展途上」な楽曲が多くを占めてはいたのですが…。

当時、そして今の水無月にはそれも含めて魅力的に見え、聴こえ、心を揺さぶられたのです。

なんとなく散見された「草の根的なド根性路線」に惹かれたのかもしれません。


 それからというもの、pnMIXの楽曲、特にAsuka Sakurai氏のMEMOIRシリーズ「Ataraxia」にドハマりし、

そこからpnMIXから発せられていた(ような気がする)、チャレンジ精神に感化され…、

いつしか「自分も曲を作りたい」「自分もStepManiaパッケージを作りたい」と思うようになりました。


これが「Mega-IntegratE Mix」本当の誕生秘話です。

(まぁ作曲に至ったのは3rdになってからなんですがネ…。)


ちなみに細かいトコだと「~Stage」や2ndのサブタイ「Re:Evolution」もがっつりpnMIXの影響です。



そんなこんなで、M-IEMixが激推ししているStepManiaパッケージ『party nite MIX【Re:VISION】』を、

皆様、何卒よろしくお願いします。

4/1に公開予定です。






M-IEMixも頑張ります。

いやホント今年こそは…。